日本では日曜日はサラリーマンは休みで多くの人がショッピングセンターに向かい買い物をする、いわばお店の経営者にとっては稼ぎ時の曜日。しかしポーランドでは違います。航空券を取った。ホテルも予約した。さぁ出発だ!!ポーランドに着いたぞ!!今日はもう遅いから早く寝て明日ショッピングを楽しむぞ!!
で、明日が日曜日だと痛い目をみます。なぜならポーランドでは日曜日、お店は閉まっています。スーパーで買い物しようとしても誰もしません。モール行ってもがら~んとしています。水でさえ買いたくても買えませんよ。
なぜポーランドでは日曜日お店が営業していないのか?
それはポーランド国会において、2018年1月10に日曜日の小売店の営業を禁止する法案(通称:日曜営業制限方)が可決されたからです。ただ2018年、すべての日曜日が営業禁止というわけではありません。2020年に向けて段階的に禁止日を広げていく方針です。2018年では第一日曜日と最終日曜日の営業は許可されているので、この日なら普通に買い物ができます。ただし、平日と比べて土日は閉店時間が早いので注意して下さいね。そして、この法律の目的は「日曜日に働く多くの女性の生活を楽にさせてあげよう」というものです。というのも、日曜日に働く労働者の93%がストレスを感じるという統計があったからなんです。そしてポーランドはカトリックの国なので、日曜日は教会にいって祈り、家族との団らんを楽しみなさいという目的もあるのです。
2018~2020年の営業日は?
営業禁止日は以下の様に拡大していきます。
2018年:第一日曜日と最終日曜日
2019年:最終日曜日
2020年:全ての日曜日(ただし12月25日前、イースター前、1月、4月、6月、8月の最終日曜日は除く)
消費者側の僕からしてみると日曜日に買い物に行けないのは困ることが多いです。食料が買えないというのが痛いんです。土曜日にちゃんと週末と月曜朝の献立を考えておかないといけないからです。急にチョコが食べたくなっても買えないんですよ!!そして土曜日は大型店舗のレジでは長蛇の列になります。
全ての店が営業禁止という訳ではない
以下にこの法律から除外されるお店の例を列挙します。
- 獣医クリニック
- お土産屋
- ホテルの小売店
- 教育、スポート、文化、観光などの小売店
- 祭りで開かれる小売店
- ヘルスケアでの小売店
- 空港、デューティーフリー店
- ガソリンスタンド
最後に挙げたガソリンスタンド。ガソリンスタンドではサンドイッチ、お菓子などが買えます。ここは基本24時間営業なのでどうしてもお腹が減ってたまらない時はgoogle mapなんかで近くのガソリンスタンドを探して買いに行くと良いでしょう。
日本人の感覚からすると日曜日のモールががら~んとしているのはかなり物寂しいです。観光する際も計画的にしましょうね!!
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